熱中症と誤診されやすい怖い病気…猛暑時のめまい、血尿は要注意
出典:DIAMOND ONLINE – 熱中症と誤診されやすい怖い病気…猛暑時のめまい、血尿は要注意
今夏の暑さは“異常”といえるほどであり、マスメディアや行政でも盛んに熱中症対策が叫ばれている。ところで、熱中症によく似た症状を示す「怖い病気」があることをご存じだろうか。この暑さの中、医師も先入観から“熱中症”と誤診しやすいので、注意が必要だ。(医療ジャーナリスト 木原洋美)
- 熱中症は、高温多湿な環境に、我々の身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称だ。
- 主な症状は以下の通りだが、これらの症状が見られた場合には、熱中症のサインと考え、すぐに応急処置を行い、病院などの医療機関へ連れていかないと危険。
- 熱中症のサイン – 1.めまいがする、顔がほてる / 2.筋肉痛、筋肉が痙攣(けいれん)する / 3.体がだるい、吐き気がする / 4.汗のかきかたがおかしい / 5.体温が高い、皮膚がカサカサ / 6.呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない / 7.自分で水が飲めない。
- 一方、脳梗塞は、脳の血管が詰まって血液が流れなくなり、脳の組織が壊死(えし)する病気。
- 血管が破れて出血を伴う脳出血、くも膜下出血と合わせて、脳卒中と呼ばれることが多い。
- 「脳卒中は冬の病気」というイメージが強いが、脳梗塞に限れば、むしろ夏のほうが発生数は多い。
- なぜなら夏は、体内の水分不足から、血液がドロドロ状態になりやすいからだ。
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