反ワクチンが招いたヨーロッパのはしか大流行
出典:Newsweek – 反ワクチンが招いたヨーロッパのはしか大流行
<欧州では子供に予防接種を受けさせない反ワクチン派が多く、これがはしか大流行の主な原因になっている>
ヨーロッパでは今年上半期、麻疹(はしか)が感染者4万1000人以上、死者40人と猛威を振るっている。予防接種拒否の反ワクチン運動が収まらなければ、アメリカにも広がる可能性があると専門家は警告する。
- 欧州では子供に予防接種を受けさせない反ワクチン派が多く、欧州委員会のアンカ・パドゥラルは、これがはしか大流行の主な原因だと言う。
- WHO(世界保健機関)によれば、流行を防ぐには人口の95%がワクチンを2回接種していることが必要。
- しかし、接種率が70%以下という国もいくつかある。
- アメリカでもはしかの感染者はかなりの数で、疾病対策センター(CDC)は9月8日時点で137人を報告。
- 背景には、ワクチン未接種の子供が年々増加していることがある。
- ワクチンが自閉症を引き起こすという誤った説(トランプ大統領など著名人も支持)を親たちが聞かされてきた結果。
- だが多くの研究で、自閉症と予防接種の関連性は証明されていない。
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