コロナ禍で心配される子どもの体力低下
出典:時事メディカル – コロナ禍で心配される子どもの体力低下
新型コロナウイルス感染症による休校や外出自粛の影響で、子どもたちが体を動かす機会が極端に減り、体力の低下が心配されている。学校はほぼ再開されているが、感染予防に気を付けながらの運動には制約が多い。順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科(千葉県印西市)の内藤久士教授は「3密を避けながら、生活や遊びの中で体を動かすことはできます。家庭でも、できるだけ体を動かす機会を設けてください」と呼び掛ける。
- スポーツ庁の調査によると、子どもたちの体力は1985年辺りをピークに低下しているという。
- 例えば、小学6年生のソフトボール投げでは2割以上距離が短くなっている。
- 遊びや生活の中で体を動かす機会が減り、体育の授業や通学時間以外での1週間の総運動量が1時間に満たない子が全体の1割程度いる。
- 臨時休校になり、通学という体を動かす最低限の時間すらなくなってしまったことで、さらなる体力の低下が危惧される。
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