下痢、便秘に襲われる過敏性腸症候群 ~学業や仕事に悪影響~
出典:時事メディカル – 下痢、便秘に襲われる過敏性腸症候群 ~学業や仕事に悪影響~
一日に何度も激しい腹痛や下痢、便秘に襲われるが、検査をしても炎症やポリープなどの異常は見つからない-。そんな症状が続くのが過敏性腸症候群(IBS)だ。ストレスが大きく影響することが知られ、10~20代で発症することが多いため、学業や仕事に大きな悪影響が出てしまう。進学や就職などで生活環境が大きく変わる新年度前後は発症や症状の悪化が多発する時期で、専門医は「おかしいと思ったら、専門医の診察を受けてほしい」と呼び掛けている
- IBSは下痢を繰り返すタイプ(下痢型)、便秘を繰り返すタイプ(便秘型)、便秘と下痢を交互に繰り返すタイプ(混合型)に大別される。
- 一般に下痢型は男性に、便秘型、混合型は女性に多い。
- 従来の治療は、下痢止めや腸内の水分分泌を促して便通を促進する薬などを使った対症療法が中心だった。
- 原因については、ストレスの増加やそれに伴う自律神経の乱れと言われてきた。
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