<兵庫県>高校生主役の保健サミット「問題学び努力」 神戸
11、12日に開かれるG7神戸保健大臣会合に関連し、兵庫県内の高校生が10日、国際保健問題について提言をまとめた「ひょうご・こうべ保健医療ハイスクールサミット」の宣言文を、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長に手渡した。
サミットは、WHO神戸センターが企画。県内の高校生ら約400人が8月21日、神戸市内で生活習慣病や感染症、薬剤耐性菌などの問題について、自分たちにできること、世界の人々に伝えたいことなどを議論した。
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この日は同センターなどが主催し、兵庫県公館(神戸市中央区)で開かれた同会合の関連イベントに、実行委員会の18人が出席。グローバル社会の一員として、「多くの人々が国際保健問題に関心を持つよう、私たちは多くを学び、努力を重ねる」と宣言した。
文書を受け取ったチャン事務局長は「何をすべきか、真剣に考えてくれており、刺激を受けた」と述べた。
イベントでは、同センターを支援する兵庫県、神戸市などと今後10年の支援延長に関する覚書も交わした。(武藤邦生)
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