インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症 – 学校で予防すべき感染症シリーズ
インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症は、生後3か月〜5歳までの細菌性髄膜炎、敗血症、細菌性肺炎などの原因の4分の3程度を占めています。
生後3か月〜5歳児に多く、特に6か月〜2歳の子どもに好発します。インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症は、学校保健安全法施行規則でその他の感染症に
分類されています。
インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症の原因

インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症の症状
上気道炎、気管支炎、急性喉頭蓋炎、肺炎、敗血症、髄膜炎、中耳炎。日本でのこれまでのHib髄膜炎の発症は年間約600人で、約2〜3%が死亡、約 15%が脳障害や難聴などの後遺症を残すとされています。また、肺炎球菌性髄膜炎の発症はこれまでは年間約200人で、約6〜7%が死亡、約30%が脳障害や難聴などの後遺症を残すとされています。治療は適切な抗菌薬で行います。
インフルエンザ菌感染症、肺炎球菌感染症の予防
2008年にHibワクチン、2010年に肺炎球菌結合型ワクチンの任意予防接種が開始
され、ワクチン接種率の良い地域での発症は減少しつつあります。2011 年から
全国的に公費助成が行われて接種率は上昇しており、2013年4月からは定期接種の
対象となっています。
登校(園)の基準
発熱、咳などの症状が安定し、全身状態の良い者は登校 ( 園 ) 可能です。
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