ふうしん(風疹) – 学校で予防すべき感染症シリーズ

ほけんだよりプラス - ふううしん(風疹)
ピンク色の発しん、発熱、リンパ節の腫脹と圧痛を訴える疾患です。 脳炎、血小板減少性紫斑病、関節炎などの合併症がみられることがあり、特に妊娠早期の妊婦がかかると出生児に先天性風しん症候群と呼ばれる先天異常が高い頻度で発生します。春の流行が多くなっていますが、秋から冬にかけてみられることもあります。 流行期は5〜15歳に多かったのですが、現在は、ワクチン未接種の成人を中心とした流行や、妊婦の感染も報告され、その結果として先天性風しん症候群の発生も報告されています。
風しんは、学校保健安全法施行規則で第二種の感染症に分類されています。

ふうしん(風疹)の症状

発熱と同時に発しんに気付く疾患。発熱は麻しんほど顕著ではありませんが、バラ色の発しんが全身に出現します。3〜5日で消えて治るため、「三日はしか」とも呼ばれます。発しんが消えた後は麻しんのような色素沈着はありません。リンパ節の腫れは頚部、耳の後ろの部分にみられ、圧痛を伴います。発熱は一般に軽度で、気付かないこともあります。3,000人に1人の頻度で血小板減少性紫斑病を、6,000人に1人の頻度で急性脳炎を合併します。
妊娠早期の妊婦の感染により、胎児が、脳、耳、眼、心臓の異 常や精神運動発達遅滞を有する先天性風しん症候群を発症することがあります。
妊婦のイラスト

ふうしん(風疹)の原因

風しんの原因は、風しんウイルス。飛沫感染、接触感染で伝染します。ウイルスの排出は、発しん出現7日前から出現後7日目頃まで認められますが、臨床症状が軽快した後ウイルス排出量は著しく減少します。
予防接種のイラスト

ふうしん(風疹)の予防

麻しん風しん(MR) 混合生ワクチンとして、1 歳時に第1 期接種、小学校入学前1年間(年長児) に第2 期定期接種(2006 年度より)を受けます。飛沫感染、接触感染として一般の予防方法を励行します。

登校(園)の基準

発しんが消失するまで出席停止となります。
子どもたちのイラスト


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