WHO 6月新疾病にゲーム依存追加の見通し 「最も重要な課題の一つだ」と指摘
出典:産経ニュース – 中韓で深刻、ネットゲーム依存は病気か アジアに集中 WHOの「国際疾病」認定方針の波紋
インターネットゲームのやり過ぎで日常生活に支障をきたす症状が世界で社会問題になっている。長時間、ゲームに熱中することで体調が悪化し、死に至ったケースまで報告されており、事態を重くみた世界保健機関(WHO)が、ゲーム障害として、国際疾病分類(ICD)に加える見通しを明らかにした。
- 米誌ニューズウィークは2月1日付の特集記事(電子版)で中国で社会問題化するネットゲーム依存症を取り上げた。中国では、推定5億6500万人がネットなどのゲームをするとされる。。
- 中国は約10年前からネット依存症を医学的な疾患と認めており、多様な治療法が実践されているという。
- ネットゲーム依存が深刻に捉えられているのは中国だけではない。韓国ではネットカフェでオンラインゲームに長時間没頭し過ぎた結果、死亡した例も報告されている。現地報道によると、激しい疲労などが死因だった。
- 特に、スマートフォンの普及でオンラインゲームが盛んなアジアにネットゲーム依存症が集中しているといわれる。
- 英紙ガーディアンの報道などによると、西欧諸国の若い世代のゲーム障害の割合が1~10パーセントであるのに対し、いくつかのアジア諸国は10~15パーセントに上るという。
- ゲーム依存症が蔓延(まんえん)する中、国際的に正式に「疾病」として認める動きが見られ始めた。
- WHOの報道官は1月5日、スイス・ジュネーブで記者会見し、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状を「ゲーム障害(Gaming disorder)」として定義。国際疾病分類(ICD)に加える見通しだと明らかにした。
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