子どもの歯が折れたら 慌てず適切に対処を
出典:時事メディカル – 子どもの歯が折れたら 慌てず適切に対処を
子どもが何かの拍子に転んで歯をぶつけると、折れたり、抜けてしまったりすることがある。親はつい慌ててしまうが、いくつかのポイントを押さえておけば、落ち着いて対処することができる。レオーネキッズデンタルクリニック(東京都荒川区)の荻原栄和院長に、子どもの歯が折れた場合の対処法や注意点、予防策について聞いた。
- 子どもの歯の外傷は、年代によって三つに分けられるという。最初は1~1歳半のつかまり立ちをして歩き始める時期。。
- 次いで、活動性が増す3~5歳ごろ。そして、体育の授業や部活動のある小学校高学年以降。
- 5歳頃までは顎の骨が柔らかく、何かにぶつけると、歯が抜けたり埋まってしまったりするケースが多いという。
- 押さえておきたい対処法のポイントは三つ。第一に、折れた歯は乾燥を防ぐため、洗わずにすぐに牛乳の中に入れる。
- 第二に、転んだときに頭を打っていることがあるので、嘔吐(おうと)があれば小児科や脳外科への受診を優先。
- 第三に、歯科医院への受診は60分以内が望ましい。ただし、「元に戻せるのは、原則として永久歯。
- 乳歯の場合は、後の永久歯に影響が及ぶのと、5歳以降は上顎が発達する時期なので、そのままにすることが大半。
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