アプリ味方に花粉症乗り切って スギは一段落、ヒノキはこれからピーク
つらい花粉症のシーズン真っ最中だ。関東ではスギ花粉の飛散は落ち着き始めたが、ヒノキ花粉は4月以降がピーク。この先さらに症状が悪化したり、全く症状がなかったのに突然発症したりする恐れもあるという。最新の花粉情報をチェックし、日ごろから花粉をできるだけ遠ざけて対策に努めたい。(財川典男)
「花粉シーズンの中期以降は鼻づまりが悪化しやすい」と話すのは、花粉症治療に詳しい栗山会飯田病院(長野県飯田市)耳鼻咽喉科部長の堀口茂俊医師だ。スギ花粉で敏感になった鼻の粘膜は、わずかな刺激でも重い症状を起こすことがあるため「ピークを過ぎて花粉が減っても油断できない」と指摘。人によってはスギよりもヒノキの花粉に強いアレルギー反応を起こす場合もあるので注意が必要という。
これから春の行楽シーズンが本格化し、外出する機会も増えてくる。「飛散が多い時間帯は避けるなどの対策が必要」と堀口医師。「インターネットの情報サイトなどを活用し、飛散状況を把握するのも有効な方法」とアドバイスする。最近はスマートフォンの無料アプリが充実し、花粉関連の情報も手軽にチェックできるようになった。
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