<東京都> 「欠席情報」集め 感染防止
町田市は、児童・生徒・教職員の体調不良による欠席状況と、原因となった疾病や症状をインターネットで集約する「学校欠席者情報収集システム」を先月から、全市立小中学校62校に導入している。
2年前から先行実施している保育園分と合わせて、インフルエンザや感染性胃腸炎など、約4万人分の発生状況がリアルタイムで集約され、感染拡大の防止に役立てる。
システムでは、学校が毎日、保護者から報告される子供たちの欠席について、症状や病名を含めて、午後2時をめどに匿名でパソコン入力。情報は瞬時に集約され、市教育委員会、市保健所、学校医、市医師会などが、ログインIDとパスワードを使って閲覧できる。学校医がメールアドレスを登録すれば、担当校で特定項目が急増した場合、これを知らせるメールが届く。
市によると、このシステムは国立感染症研究所が開発。都内では墨田区、中野区、三鷹市などが取り入れているという。11日に導入を発表した町田市の石阪丈一市長は「いち早く(感染症の)兆しをつかんで、流行を防ぐのに有効」と語り、都市長会を通して他の自治体にも導入を働き掛ける意向を示した。
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Schoowell(スクウェル)事務局 一同