スクウェルがお薦めする「ウィルス不活化装置」V-VALIAのご紹介

この度、スクウェル事務局(株式会社インターテクスト)は、イオンクラスター技術によってウィルスを不活化、また浮遊カビ菌、ホルムアルデヒド、PM2.5の除去に有効で、空気を清潔に保つことに貢献する「ウィルス不活化装置」V-VALIAの販売を開始いたしました。

 これまでスクウェル事務局では、学校における子どものウェルネスを追求し、手洗い推奨をはじめ、感染症についての啓発情報の発信に努めてまいりました。その信頼基盤の上に、科学的なエビデンスを備えた優れた商品を、学校をはじめとしてそれらを必要とする施設にご提供したく存じます。

 新型コロナウィルスによる不安は、多くの学校、団体、企業や個人を苦しめています。スクウェル事務局ではこれらの方々の不安を少しでも取り除き、健康で安心な生活を送れるように、引き続き尽力してまいります。

 こんな方々のために



増える「果物アレルギー」…花粉症と関連、植物の種類で違い

 果物を食べると口の中のかゆみや、唇の腫れなどの症状が出る「果物アレルギー」が増えている。花粉症と関連がある新しいタイプのアレルギーと考えられており、注意が必要だ。

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YomiDr – 読売新聞

増える「果物アレルギー」…花粉症と関連、植物の種類で違い

 神奈川県内の女性(31)は3年前、リンゴを食べた際、口の中や喉の奥にかゆみを感じた。症状は15分くらいで治まった。その後モモやサクランボでも症状が出るようになり、病院で検査を受けた。その結果、リンゴなど数種類の果物が原因のアレルギーとわかった。
 「それまで普通に食べていたので、まさか果物が原因とは思わなかった。今は、アレルギーを起こしやすい果物を避けるようにしている」と女性は話す。

果物アレルギー
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 国立病院機構相模原病院(神奈川県相模原市)のアレルギー性疾患研究部長、海老沢元宏さんは「果物によるアレルギーは増えている。花粉症の人が発症しやすく、関連があると考えられている」と指摘する。女性も花粉症だった。飲食して5分以内に口の中や唇にかゆみや違和感が出ることから、「 口腔こうくう アレルギー症候群」とも呼ばれる。子どもも大人も発症する。
 果物や野菜には、花粉症のアレルゲン(アレルギーの原因となるたんぱく質)と似た構造のたんぱく質を含むものがある。花粉症患者が、これを食べると症状が出る場合がある。花粉症になって数年後に果物によるアレルギーを発症するケースが多いが、遅れる理由ははっきりしない。
 花粉症の原因となる植物の種類によって、アレルギー症状が出る果物は違ってくる。カバノキ科のハンノキやシラカンバの花粉症は、リンゴ、モモ、サクランボといったバラ科の果物で症状が出やすい。ブタクサは、メロンやスイカなどだ。患者が多いスギ花粉症はトマトで症状が出るが、報告例は少ない。理由は不明という。
 「分かっていないことも多く、医師でも、アレルギーの専門家でないと、理解が進んでいない面があります」と海老沢さん。

 横浜市立大学付属病院の皮膚科医、猪又直子さんは「口の中がかゆいだけと軽視してはいけない。まれですが、呼吸困難などの症状が出る場合もあります」と話す。特にシラカンバやハンノキの花粉症は、もやしや豆乳で重症化するケースがあり、注意が必要だという。口腔アレルギー症候群は低年齢化しており、3歳で花粉症を発症し、5歳で果物にも反応するようになった例もある。猪又さんは「子どもは症状をうまく言葉にできない。より注意が必要」という。どういう対策を取ればいいのか。

 藤田保健衛生大学医学部小児科教授の近藤康人さんは、「果物を食べて違和感を覚える場合は、専門医を受診して」と勧める。血液検査で花粉のアレルギーを調べ、果肉などを使う皮膚テストで判定する。抗ヒスタミン剤で症状を緩和できる場合もある。
 口腔アレルギー症候群の原因となる果物のアレルゲンは、加熱すると分解される。ジャムや缶詰は症状が出ないことが多い。同じ果物や搾りたてのジュースを一度に多量に飲食しないことにも気をつける。
 一般的な食物アレルギーは、全身のじんましんやせきなどの急性症状を起こすことも多い。卵や乳製品、小麦のほか、オレンジ、キウイ、バナナなどの果物も原因となる。花粉症でなくても発症する。乳幼児期から発症するケースが多い。

情報の提供と収集が大切

 アレルギー性疾患の患者らを支援するNPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長、赤城智美さんの話
 食物アレルギーは増えており、食品メーカーや医療関係者らによる具体的な情報提供と、消費者側の積極的な情報収集が大切だ。例えば、カレーに使われる薬味「チャツネ」でアレルギーを起こしたケースがあった。チャツネにはアレルギーを起こすマンゴーなどの果物が含まれているが知らない人もいる。メーカーは、法律に基づく表示のほか、親切な説明も増やしてほしい。消費者も表示の見極めなど、口にするものについて学ぶことが身を守ることにつながる。

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NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク

NPO法人 アトピッ子地球の子ネットワークは、アトピー・アレルギー性疾患がある患者とその家族を支援し、人と自然が共生し多様な価値を認めあい、誰もが共に生きることができる社会をつくりたいと考えています

加工食品の表示頼りに

 消費者が、加工食品の原材料を知るには表示が頼りとなる。食品表示法は、アレルギーの原因となる原材料の表示を義務づけている。卵や小麦など発症数が多かったり、重症化しやすかったりする7品目だ。また、イクラやキウイなど20品目の表示を推奨している。

専門医の下で適切な治療

 ◎取材を終えて
 国民の半分が何らかのアレルギーに悩まされているという。私は花粉症。2人の子どもはアレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎の症状がある。乳児期に食物アレルギー、幼児期にぜんそく、学童期に鼻炎と、成長とともに症状が行進しているかのように続くことを「アレルギー・マーチ」と呼ぶ。我が子はまさにその状態。「アレルギーは、正しく理解し、適切な治療を行えばコントロールできる時代」。今回の取材で医師からこう聞き、専門医の下での治療の大切さを再認識した。(谷本陽子)

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