<熊本地震> 被災地の感染症防げ 岩手県ICAT出動
避難所などの感染症対策を担ういわて感染制御支援チーム(ICAT、18人)の先遣隊3人は22日、熊本地震の現地調査のため出動した。
消毒薬やマスクなどの物資を配りながら避難所を巡り、トイレの衛生対策や感染症の発症状況などを確認。今後の感染制御支援につなげる。休日を利用した25日までの活動で、片道約20時間の道のりを交代で運転して向かうため時間は限られるが、災害時の実働経験を持つ全国唯一のチームとして長引く避難生活に苦しむ被災者の健康支援に動きだした。
先遣隊は岩手医大付属病院感染症対策室の桜井滋医師、小野寺直人薬剤師、県立磐井病院の高橋幹夫臨床検査技師の3人。最大約3千キロの無給油走行が可能な災害支援車両を持つ医療用ガスなど製造の北良(北上市)の笠井健社長とともに、同車両など2台で午後6時半に盛岡市を出発した。
消毒液などの物資のほか、東日本大震災で配った正しい手の消毒方法などを示したチラシを持参。現地の避難所では、感染症対策のアドバイスも行う。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]
Schoowell(スクウェル)に無料会員登録しませんか?
Schoowellでは、健康に関するテーマを毎回設け、テーマに関する重要事項の解説、最新情報などイラストを使用し、わかりやすく解説しています。
Schoowellの登録会員様には、A4サイズのPDFでダウンロードすることもでき掲示板への掲載や生徒へ配布等ご使用できます。 |
Schoowell(スクウェル)事務局 一同