小頭症…ジカ熱だけじゃない 専門家指摘 妊婦の感染症にご注意
他にも注意すべき感染症
サイトメガロウイルスのほかにも、妊娠中に感染すると胎児に白内障や難聴、心疾患などの「先天性風疹症候群」を引き起こす風疹でも、小頭症がみられることがある。また、牛肉や土などに含まれる寄生虫「トキソプラズマ」に妊婦が感染することでも、子供が小頭症になることがある。小島氏は「風疹は予防接種があるので、ワクチンを打つことが重要だ。トキソプラズマは火が十分に通っていない肉を食べない、土いじりをしないなどの予防策を取ってほしい」と注意を呼びかけている。
【用語解説】小頭症
胎児期の脳の発達に遅れがあり、小さい頭で生まれたり、生まれてから頭が成長しなかったりする先天奇形の総称。脳の発育に障害が出て精神発育遅延を起こすことが多いが、重症度には幅がある。感染症によって引き起こされることもあるが、原因が分からないことも多い。日本では年間約100人の患者が報告されている。
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