感染症SFTS各地で発症相次ぐ 高い致死率、治療法なく 春~夏マダニ要警戒
出典:日本農業新聞 – 感染症SFTS各地で発症相次ぐ 高い致死率、治療法なく 春~夏マダニ要警戒
マダニが媒介する感染症の発症が全国で相次いでいる。今月10日には宮崎県内で今年2人目となるマダニ媒介の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)感染での死亡者が確認された他、これまでに鹿児島、山口、広島でも感染者が出ている。
- 春先から夏にかけてマダニの活動が活発化し、農家が畑や森林に入る機会が増え、かまれる危険性が高まる。
- 致死率は1~3割と高いが現時点では治療法がなく、肌の露出を減らす、服はすぐ脱いでシャワーを浴びる、かまれたら医者に行くなどの対策が不可欠。
- 現時点で治療法はない。現在、国内の薬品メーカーが治療薬の開発を急いでいる。
- 3月から11月に活動するマダニ。対策は、山などに入るときは肌を露出しない、かまれたら自分で取り除かず、医療機関に行くなどが基本となる。
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