急性内斜視にご用心 スマホ使いすぎ見直しを
出典:NIKKEI STYLE(日本経済新聞) – 急性内斜視にご用心 スマホ使いすぎ見直しを
若者を中心に「急性内斜視」の患者が増えている。片方の黒目が内側に向き、物が二重に見えるようになる。スマートフォン(スマホ)の長時間使用による影響が懸念される。発症のしくみや治療法を知ろう
- 一方の目の視線が鼻側に寄る「内斜視」のうち、生後6カ月以降に突然発症するものを急性内斜視と呼ぶ。
- これまでは症例が極めて少なく、大半が原因不明。
- 以前は年間2~3人だった同大学付属病院の急性内斜視の患者数が、3年ほど前から10人を超えている。
- 患者の急増は全国各地の病院で見られ、学会でも急性内斜視に関する研究発表が目立ってきたという。
- 発症の引き金とみられるのがスマホの使いすぎだ。スマホはパソコンよりも目に近い位置で画面を見るため、長時間凝視すると内直筋が収縮したままになりやすい。
- 患者のほとんどは10~20代。佐藤教授は「黒板の文字が二重に見えることで勉学に支障が出て、不登校になるケースもある」と話す。
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