大人も注意、手足口病 ~子どもから家庭内感染も
出典:時事メディカル – 大人も注意、手足口病 ~子どもから家庭内感染も
主に夏に流行する感染症の一つに手足口病がある。患者の多くは乳幼児だが、子どもからの感染で大人が発症することもある。サニーガーデンこどもクリニック(東京都港区)の首里京子院長に、症状や家庭内感染を防ぐポイントを聞いた。
- 手足口病の特徴的な症状は〔1〕手のひらや足の裏、口腔(こうくう)内、咽頭にできる水胞状発疹〔2〕38度台の発熱です。
- 発疹はかゆみや歩行困難な痛みを伴うケース、臀部(でんぶ)に見られるケースもある。通常は数日で解熱し、発疹も徐々に消失する。
- 原因はコクサッキーウイルスA6およびA16、エンテロウイルス(EV)71など複数ある。異なるウイルスに感染すると、繰り返し発症する。
- 発疹などの目に見える症状に驚く人も多いが、頻度と重症度は関係しせず、症状が出ないケースがある。
- 一方、感染するウイルスの種類によっては、まれに重症化するケースもある。
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