<大阪府>関西空港のはしか感染、計34人に…医師と救急隊員も
関西空港の従業員の間で発生した 麻疹はしか の集団感染で、大阪府は4日、感染が確認された従業員は1人増え、計32人になったと発表した。
また、発症者が受診した医療機関の医師と救急隊員が感染したことも新たにわかり、この問題による感染者は計34人となった。
府などによると、従業員で新たに感染がわかったのは20歳代の女性。国際線の出発・到着フロアで接客業務を担当していた。医師と救急隊員はそれぞれ40歳代の男性。いずれも入院はしていないという。
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またこれとは別に、府内の30歳代男性が、岸和田保健所(大阪府岸和田市)管内の医療機関で3日、麻疹と診断されていたことが判明。男性は8月28日、関空対岸の商業施設「りんくうプレミアム・アウトレット」(同府泉佐野市)などを訪れていたという。府が集団感染との関係を調べている。
府は発熱、せき、発疹などの症状があり、▽麻疹患者と接触▽麻疹流行地への渡航歴がある▽8月17日以降に関空を利用▽同28日に同アウトレットを利用――などの場合は、医療機関に連絡した上で、早めに受診するよう呼びかけている。
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