猫のトイレ用砂 誤食注意 1歳児搬送、感染症の危険も
飼い猫のトイレ用の砂を誤って口に含んだ1歳児が救急搬送されたとの情報が寄せられたとして、消費者庁が注意を呼び掛けている。ペット用品には口に入れると水を吸って膨らんだり、くっついたりして取れなくなるものもあるとして「子どもの生活空間に置かないで」と促している。
事故は昨年3月に発生。保護者が目を離した隙に1歳だった女児が猫砂を口に含んでいた。すぐに取り出したが、一部は口の奥に入り、顔色が悪くなったため救急車を呼んだ。呼吸が保てず、搬送先の病院で人工心肺装置を装着。気管支異物と診断され、気管支鏡で摘出したという。
医療機関から事故情報を収集するネットワークから消費者庁に報告があった。同庁は「乳幼児は抵抗力が弱く、ペットが触れたものを触ったり、口にしたりすることで思わぬ病気に感染する恐れもある」と警告する。
国民生活センターによると、ペット用品以外でも、水を吸うと膨らむインテリア用のボール状の樹脂製品を誤ってのみ込んだ2歳児が重症となった例や、樹脂製ビーズが子どもの耳に入って膨らみ、緊急手術で取り除いた例もあり、同様に注意が必要だという。
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]
Schoowell(スクウェル)に無料会員登録しませんか?
Schoowellでは、健康に関するテーマを毎回設け、テーマに関する重要事項の解説、最新情報などイラストを使用し、わかりやすく解説しています。
Schoowellの登録会員様には、A4サイズのPDFでダウンロードすることもでき掲示板への掲載や生徒へ配布等ご使用できます。 |
Schoowell(スクウェル)事務局 一同