スクウェルがお薦めする「ウィルス不活化装置」V-VALIAのご紹介

この度、スクウェル事務局(株式会社インターテクスト)は、イオンクラスター技術によってウィルスを不活化、また浮遊カビ菌、ホルムアルデヒド、PM2.5の除去に有効で、空気を清潔に保つことに貢献する「ウィルス不活化装置」V-VALIAの販売を開始いたしました。

 これまでスクウェル事務局では、学校における子どものウェルネスを追求し、手洗い推奨をはじめ、感染症についての啓発情報の発信に努めてまいりました。その信頼基盤の上に、科学的なエビデンスを備えた優れた商品を、学校をはじめとしてそれらを必要とする施設にご提供したく存じます。

 新型コロナウィルスによる不安は、多くの学校、団体、企業や個人を苦しめています。スクウェル事務局ではこれらの方々の不安を少しでも取り除き、健康で安心な生活を送れるように、引き続き尽力してまいります。

 こんな方々のために



マラリア – 寄生虫シリーズ

マラリア - ほけんだよりプラス - 寄生虫シリーズ
マラリア(Malaria)は、亜熱帯・熱帯地域を中心に感染者数が多く、世界的に重要な感染症です。マラリアは100カ国余りで流行しており、世界保健機構(WHO)は、年間2億人以上の罹患者と200万人の死亡者があると推計しています。感染したマラリア原虫の種によって、病型や治療法も異なりますが、早期に適切な対応をしないと短期間で重症化し、死に至ることがあります。

マラリアの病原体

蚊のイラスト
マラリアの病原体はある種の原虫で、ヒトに感染して臨床的に問題となるのは、熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、卵形マラリア原虫などの5種とされています。マラリアは、メスのハマダラカが媒介して人から人へと感染します。感染者を吸血したハマダラカが別の人を吸血する際、唾液中のマラリア原虫の胞子(スポロゾイト)が体内に侵入します。

マラリアの症状

血中に入ったスポロゾイトは45分程度で肝細胞に取り込まれ、肝細胞内で分裂を開始し、数千個になった段階で肝細胞を破壊して血中に放出されます。メロゾイトは赤血球に侵入してさらに分裂し、8~32個に分裂した段階で赤血球膜を破壊して放出されます。放出されたメロゾイトは新たな赤血球に侵入し、上記のサイクルを繰り返します。マラリアに免疫のないヒトが初感染した場合、ほぼ確実に発熱が現れます。マラリア原虫侵入後の潜伏期は熱帯熱マラリアで12日前後、三日熱マラリアと卵形マラリアでは14日前後です。ただし、何度もマラリアに罹患して免疫を得ているヒトでは、発熱などの症状が軽度しかみられないこともあります。発熱に伴って、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などがみられますが、腹部症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛)や呼吸器症状がめだつこともあり、マラリアを疑わないと、風邪やインフルエンザと誤診されることがあります。

マラリアの予防

旅行医学の領域でもマラリアは重要な疾患で、全世界では、旅行者が帰国してから発症する例が年間3万人程度あるとされています。マラリアに対して免疫がない旅行者では、診断・治療の遅れで致死的となるので、的確な早期対応が求められます。日本国内での報告数は、1990年代は増加傾向を示し、2000年には年間154例に達しましたが、最近は年間50~70例で推移しています。マラリアは、輸血や針刺し事故などによる感染も起こり得るので、検査検体を取り扱う際にも注意が必要です。日本国内では、1991年の輸血マラリアを最後に、輸入例以外の報告はありません。また、マラリア原虫を媒介するハマダラカは、日本国内にも生息していますが、生息地拡大や生息数増加を示唆する報告はあまりありません。

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