<静岡県>特別支援学校の児童生徒、地元小中へ 「交流籍」全県導入目指す
出典:静岡新聞アットエス – 特別支援学校の児童生徒、地元小中へ 「交流籍」全県導入目指す
静岡県教委は特別支援学校の児童生徒が居住地域の小中学校で交流や共同学習に取り組みやすくするため、特別支援学校と地域の小中学校の両方に籍を持つ「交流籍」の2019年度からの全県導入を目指す。小中学校の受け入れ環境の整備に向け、各校に配布して参考にしてもらうガイドブックを18年度中に作成する。
- 県教委は17年度、国立特別支援教育総合研究所と連携し、沼津市と藤枝市をモデル地域に交流籍を先行導入。
- ガイドブックには、学校間の書類作成や日程調整、授業内容の工夫などモデル地域の取り組みを研究し、成果をまとめる方針。
- 県教委特別支援教育課によると、16年度は県立特別支援学校の児童生徒400人余りが各居住地域の小中学校約300校を訪れ、学期ごとに1~2回の交流や共同学習を体験した。
- 交流籍の導入により、特別支援学校の児童生徒が小中学校の一員として認められて活動しやすくなり、交流の希望者も増えると期待される。
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