濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない
出典:DIAMOND ONLINE – 濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない
人は誰でも風邪をひく。しかし、いつもピンピンしている人がいる。彼らには「早期発見・即対処」という共通点がある。風邪をひきそうになっても悪化させないから、周囲から「風邪をひいているように見えない」のだ。では、彼らはいつ、何をしているのか?
- 手を清潔に保つための「手指衛生」は、感染症予防の基本中の基本です。「接触感染」の多くは、人の手を介して起こるからです。
- 医療機関における感染対策も、手洗い・手指消毒を最も基本的な対策と考え、1つの処置ごとに1回手洗い・手指消毒をする考え方が、大変重視されています。
- 1日に11回以上手洗いをする人は、風邪のリスクを50%以下にできることが、複数の研究で示されています。睡眠時間を除けば、1時間~1時間半に1回、手を洗うくらいの頻度です。
- たとえ潔癖症だと言われても、大切なプレゼン前、受験前や結婚式前など、絶対に風邪をひけないという人は、しつこく手洗いをすることが、風邪予防に直結します。
- また、手洗いの前提として、爪は常に短く切っておきたいところです。爪の間には雑菌が入りやすく、かつ洗いにくいため、手洗いの効果が十分に発揮されない可能性があるからです。
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