ゲーム感覚で楽しく食育 食品・栄養かるた
かるたで楽しく食育をしよう――。開隆堂出版(株)は小・中学生を対象にした「食品・栄養かるた」を作成した。肉や魚、野菜といった絵札を炭水化物、脂質などの栄養素別に色分けをしている。読み札には小学校低学年用と高学年用がある。各食品が、分かりやすく、覚えやすく、語呂のよい調子で書かれている。ゲーム感覚で食育学習ができる。
このかるたは、絵札・読み札(58ミリ×85ミリ)が各90枚。絵札には、給食でよく使われているタンパク質や無機質などの食品を三色食品群を基に6つの基礎食品群に分けられている。例えば、エネルギーとなる脂質を含むサラダ油やごま油などはオレンジ系、体の調子を整えるビタミン・無機質などは緑系などで色分けしている。
読み札は、表裏で低学年用と高学年用を分けている。タンパク質を多く含む「あじ」について低学年用では、「刺身さしみや干物ひもの、焼やいてもあげてもおいしいね。きらきら光ひかる青魚あおざかな」と、ふりがな付き。
これが高学年用では、「旬は春から夏」「青魚ですが、くせのない白身です」などと、旬の時季や色、栄養素といった5つの観点を挙げて読み札としている。これは、中学生にも使える。
このかるたは、それ以外の学び方もできる。
「色合わせゲーム」ではトランプの神経衰弱のように用いられる。三色食品群を基に、▽タンパク質は赤系▽ビタミンは緑系▽炭水化物は黄色系となっているので、絵札の色を合わせていく。このゲームでは、楽しさだけでなく、食品の色分けで気づいた点や栄養的な特徴も学習できていく。
詳細は同社ウェブサイトで。
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