<京都府>いじめ防止に 日英中韓4カ国語でリーフレット
京都府教委は、いじめ防止などのリーフレットを、保護者向けと中・高校生向けに、それぞれ日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語で作成した。日本語が分かりにくい家庭でも、いじめについて理解してもらうのがねらい。
いじめの事例や、いじめ発見チェックリスト、関係相談機関の連絡先などが掲載されている。
リーフレットは、同教委サイトからダウンロードできる。各学校には作成を通知し、活用してもらう。
チェックは「生活や態度の変化」「言動の変化」「服装・持ち物の変化」「友だち関係の変化」「加害者になっていませんか」の5項目について。各項目に「表情が暗くなり元気がなくなった」「急に無口になった」「家から品物やお金を持ち出すようになった」などの、3つから6つの「主な状況」をチェックできるようになっている。
保護者は、それぞれの観点から、わが子の日頃の様子を確認できる。
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同府では、平成26年4月に「京都府いじめ防止基本条約」を策定。社会総がかりでいじめの問題の克服に向けて取り組むとしており、いじめ防止対策推進委員会も設置。同委員会では、各種啓発資料について、「海外から来られている保護者にもわかるような資料にしていただければありがたい」などの意見も出されていた。多言語対応のパンフレットは、こうした意見を反映したもの。
京都府教育委員会では、京都府いじめ防止基本方針を踏まえ、いじめの防止等のためにハンドブック及びリーフレットを作成しました。
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