<北海道>対象年齢6か月からなのに…3か月児にワクチン誤接種、発熱
北海道佐呂間町は12日、町営の医療機関「クリニックさろま」(指定管理者・医療法人恵尚会)で、生後3か月の女児に、対象年齢が生後6か月からとなっている日本脳炎ワクチンを誤って接種したと発表した。
女児は9日午前11時頃に誤接種され、同日夜に38・7度まで発熱したが、10日朝には熱も下がったという。元気に過ごしているといい、町は女児の健康状態に異常はないとみている。
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町によると、女児は細菌性髄膜炎などを予防するHibワクチンと小児肺炎球菌ワクチンの定期接種のため同医療機関を訪れた。看護師が女児の予診票などで予防接種名やワクチン名などを確認せず、女児の右腕にHibワクチン(0・5ミリ・リットル)、左腕に日本脳炎ワクチン(同)を接種したという。
誤接種があった9日はお盆休暇前日で外来患者が多く、通常は看護師2人で行う接種業務を1人で実施していた。この看護師は普段から予防接種を担当していなかった。
母子手帳記載のために町役場担当者に予診票が戻った際に、種類が違うワクチンのロット番号が添付されており、誤接種が判明した。
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