<宮城県>防災給食 子どもたち非常食体験 丸森の小中9校で
防災の日の1日、子どもたちに非常食を体験してもらおうと、丸森町の小中学校9校で防災給食が実施された。
災害時などに調理ができなくなったことを想定し、同町学校給食センターが企画。同センターの栄養教諭、岡崎美香さん(36)は「防災について考えてもらうきっかけになれば」と話す。
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今回で4回目。同町立丸森小では、レトルトカレーやご飯のほか、野菜入りゼリー、アーモンドフィッシュ、牛乳などが提供された。レトルトカレーを温めずに、そのままご飯にかけて食べた子どもたちは「冷たいけれどおいしい」と話していた。
台風10号が県内に最接近した30日、同町では土砂災害警戒区域に避難勧告が出た。自宅にいたという同校6年、笠間あさひさん(11)は「何かあれば非常食を食べる時もあるかもしれない。災害への備えをしないといけないのかなと少し思った」と話していた。【真田祐里】
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