<大阪府>関空はしか集団感染終息 大阪府が発表
関西国際空港の従業員を中心に8月から9月上旬にかけ、はしかの感染が広がった問題で、大阪府は29日、9月6日に感染が判明した女性従業員を最後に新たな患者は確認されず、集団感染は終息したと発表した。感染した従業員計33人は全員回復している。
関空を運営する関西エアポートによると、女性従業員は2日に発熱があり、同日から回復するまで出勤しなかった。最後に出勤した1日から4週間、発症者がおらず、府は国立感染症研究所感染症疫学センター(東京)のガイドラインに基づき終息と判断した。
一方、関空従業員の患者を搬送、診察した救急隊員と医師の2人は集団感染との関連性が認められたが、関空を利用したり従業員と接触したりするなどして発症した患者計7人のうち、2人はウイルスの遺伝子型が異なり、残る5人は明確な関連性が判明しなかったという。
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