<兵庫県> 高齢者栄養管理連携パスの現状報告 川西でシンポ
兵庫県伊丹健康福祉事務所はこのほど、高齢者らの栄養管理情報をファイル1冊で共有する「栄養管理連携パス」についてのシンポジウムを、川西市のアステ川西で開いた。
出典:神戸新聞NEXT
医療や介護の関係者が患者や利用者の「食」の現状を報告し、約200人が耳を傾けた。猪名川町の病院では、2014年1月からの2年間で高齢患者ら176人分の栄養管理ファイルを作成。退院時、移動先の介護施設や他の病院、自宅に提供した。
ある高齢者の例では、付き添い家政婦がファイルの情報を参考に食事を作ったところ、入院前よりよく食べるようになったという。病院の担当者は「療養施設を移ることで食事情報が途切れるのはもったいない。ファイルは便利という実感を持った」と話した。一方、在宅の介護支援専門員は「必要な時に専門性の高い管理栄養士に助言してもらえる仕組みが望ましい」と要望した。
訪問看護師からは「在宅の利用者から多くの食事情報を得るのは難しい」との声も上がった。
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