乳酸菌が花粉症を緩和する! 日清が「T-21 乳酸菌」の効能をヒト試験で実証
また、花粉曝露後2日間の遅発反応を調べた結果、「T-21乳酸菌を含む食品」を摂取した時は「鼻づまり」、「眼のかゆみ」、「流涙」が統計学的に有意に緩和されることがわかった。さらに血液を調べたところ、好酸球が摂取前に比べて「プラセボ食」を摂取した時は増加したが、「T-21乳酸菌を含む食品」を摂取した時はその増加が抑えられ、「プラセボ食」を摂取した時に比べて統計学的に有意に少ないという結果が得られた。また、花粉症を抑制する免疫調節物質であるインターフェロン-γは増加する傾向がみられたとしている。
ハウスダストなどに反応して一年中発症する鼻炎を通年性鼻炎という。例年通年性鼻炎を発症している被験者23名を2群に分け、一方の11名には「T-21乳酸菌を含む食品」、もう一方の12名には「T-21乳酸菌を含まない食品 (プラセボ食)」を3週間摂取してもらった。その結果、「鼻粘膜の腫れ」について「T-21乳酸菌を含む食品」を摂取した被験者では、摂取前に比べて統計学的に有意に軽減し、また「プラセボ食」を摂取した被験者に比べても統計学的に有意に緩和されることが明らかになった。「鼻粘膜の赤み」についても、「T-21 乳酸菌を含む食品」を摂取した被験者では、摂取前に比べて統計学的に有意に改善された。
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