ロタウイルス胃腸炎、流行はやむを得ない?
出典:yomi Dr./ヨミドクター(読売新聞) – ロタウイルス胃腸炎、流行はやむを得ない?
- 冬に嘔吐・下痢を起こす病気はノロウイルスによるウイルス性胃腸炎。しかしノロウイルスと判明しても治療法がない。
- ウイルス性胃腸炎を起こすウイルスには、アデノウイルス、サポウイルス、アストロウイルスなどがある。
- ノロウイルスは遺伝子の型がいくつもあり、くり返し感染する。大人になっても免疫ができないので、大人にもうつる。
- 年が明けて1~2月になると、嘔吐下痢症の患者の年齢層に変化が生じ、感染力が強いロタウイルスにより2歳以下の小さなお子さんに嘔吐・下痢に。
- 毎年、ノロウイルスと入れ替わるように、2月から4月にかけて大きな流行になる。
- 2度目の感染からは症状が弱くなり、5歳を超えたお子さんや大人がロタウイルスに感染しても重症化しない。
- ある統計によれば、1年間に発症するロタ胃腸炎の患者は80万人。このうち数万人は脱水により入院する。
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