<佐賀県>新たにO157感染23人 武雄市の2保育所
武雄市内の保育所の園児らが腸管出血性大腸菌(O157)に集団感染していた問題で、佐賀県は19日、新たに別の保育所を含めて23人の感染が判明したと発表した。
感染者は2保育所の園児と職員、家族ら計49人になった。入院者や重症者はなく、杵藤保健福祉事務所は引き続き、接触者や感染経路を調査している。
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県健康増進課によると感染者数の内訳は、最初の感染者が通っていた保育所が11人増えて0歳~60代の計37人、新たに確認された保育所は1歳~30代の12人となっている。感染者を調査する過程で別の保育所の園児との接触が分かり、対象を広げた。
O157は便から検出され、下痢の後に手を洗わなかったり、タオルを共用したりして感染するケースがある。健康増進課は「目立った症状がなくても、夏場の下痢は何らかの体調不良の兆候。トイレ後の手洗いや調理器具の消毒などを徹底してほしい」と呼び掛けている。
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