<京都府>気軽に相談、重症化減へ 京都府、こころのケアセンター開設
京都府は31日、心の悩みに関して医療相談に応じる「府こころのケアセンター」を、宇治市五ケ庄の府立洛南病院内に開設した。医療機関に受診するハードルの高さから誰にも相談できず重症化するケースを減らすことを目指す。
府の独自事業で、府内全域をカバーする。同病院に専門外来がある児童思春期や薬物依存症、若年性認知症、重症うつ病を中心に、病院の相談員を兼ねる精神保健福祉士12人が対応する。難しいケースは医師が担当し、専門機関にもつなぐ。また地域の医療機関とネットワークをつくり、治療の支援や情報共有などに努める。
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この日の開設式で松村淳子府健康福祉部長が「医療機関に一歩を踏み出せない人は非常に多い。洛南病院の専門性と関連付けながら支援したい」とあいさつ。山下俊幸院長と看板を取り付け「あれ、と思ったら気軽に相談してほしい」と呼び掛けた。
月~金曜の午前9時~正午、午後1~3時(祝日、年末年始は除く)。電話や来所(要予約)での相談ができる。TEL0774(32)5885。
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