<岡山県>心臓病児への幹細胞移植、岡山大が治験…実用化されれば世界初
岡山大学病院の研究グループは、先天性の重い心臓病の子どもに、本人の心臓から採取した幹細胞を大量培養して移植し、心機能の改善を図る治療を、保険適用を目指した臨床試験(治験)として、8月に始めたことを明らかにした。実用化されれば世界初だという。
心臓病児への幹細胞移植、岡山大が治験…実用化されれば世界初
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同グループによると8月24日、全身に血液を送り出す左心室が未熟な「左心低形成症候群」の生後10か月の女児に心臓手術を実施した。その際、心筋細胞などのもとになる幹細胞を女児の心臓から採取。今後、約1か月かけて培養し、カテーテル(細い管)を使って心臓に移植する。
治験は今後、同病院など3施設で、心臓病の子ども計39人に実施する予定。
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