<鳥取県>障害者施設見学 介助法など学ぶ 県警察学校初任科生
障害者の気持ちに配慮した対応を身に付けてもらおうと、鳥取県警察学校は17日、鳥取市湖山町西3丁目の障害者福祉センターなどで介助実習を行った。初任科生41人がグループに分かれて施設を見学し、車いすの扱い方や介助方法を学ぶなどした。
施設職員(右)の説明を真剣な表情で聞く初任科生=17日、鳥取市湖山町西3丁目の障害者福祉センター厚和寮
採用時教育の一環として、実際の現場で障害者介助の方法や施設の特徴を知り、今後の業務に役立ててもらおうと毎年行っている。
障害者福祉センターと特別養護老人ホームの四つある施設のうち、同センターの厚和寮には10人が出向き、入所者の部屋やリハビリ室などを見学。職員から避難方法など具体的な説明を受けながら施設内を回った。初任科生の谷口喬則さん(22)は「普段聞けない話を聞くことができた。今後の仕事に生かしていけたら」と話した。
厚和寮の嶋崎佳代子寮長は「20年以上前から警察学校と連携している非常に有意義な実習。施設や利用者の状況を知り、適切な対応が取れるよう工夫してもらえたら」と期待を寄せた。(増井賢一)
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