<岩手県>「栄養女子」全国に挑む 盛岡大、糖尿病予防レシピ
滝沢市砂込の盛岡大(徳田元(はじめ)学長)栄養科学部の学生3人は、糖尿病患者やその予備軍の人に向けた献立のアイデアを競う第3回チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト(9日・東京、日本糖尿病協会主催)最終選考に臨む。学生から過去最多の311件の応募があり、同大を含む12チームが進出した。メンバーは岩手らしい健康的な料理で、学びの成果を発揮する。
献立は雑穀入りちらしずし、ホウレンソウのクルミあえ、ビーフンとオクラのすまし汁、ピーチゼリーの4品。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観をテーマに、星をかたどった卵やオクラ、列車に見立てたのり巻きなどが彩りよくちりばめられている。食べた際の満足感や患者への健康面に配慮。食後血糖値の上昇を抑える効果があり、食物繊維も多く含む本県特産の雑穀やクルミを使用した。
本番は4食分の調理から片付けまで2時間の審査。7月から盛りつけの練習を中心に試作を重ねている。代表の佐藤由季さんは「何を作るか一から話し合い、積み上げてきた。本番では普段の勉強の成果を生かしたい」とやる気を見せる。
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