<熊本地震> 避難所の環境改善急務 ノロウイルス感染で
大規模な消毒活動を実施
避難所には23日正午現在、495人が身を寄せる。同村は同日、大規模な消毒活動を実施したほか、仮設トイレ9基のうち5基を衛生面に不安があるとして使用中止に。接触感染を防ぐため、避難所内に通路や間仕切りを設ける準備を進めている。また、避難者の一部を新たな避難所に移すことも決めた。
現場で指揮を執る松本久・くわみず病院副院長(63)は「これ以上感染を広げないことが先決。おう吐・下痢などの症状がないかの聞き取りを進めているので、状況を注視していきたい」と話した。
県健康危機管理課と熊本市によると、ノロウイルスは県内各地の避難所で確認されている。インフルエンザも発生しているという。
感染者7人が確認された熊本市では、避難所を消毒し、感染者に個室や別のトイレを準備。また熊本市民病院の医師らによる対策チームが避難所を巡回、衛生状態確認や手洗い指導などをしている。
熊本地域医療センターの柳井雅明小児科部長(45)は「食事前やトイレの後、おむつ替えの後に手洗いを徹底してほしい。手洗い用の水や消毒液を確保するほか、避難所の環境改善が急務だ」と話している。(橋野貴寛、萩原亮平、清島理紗)
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