38度、幼児は30分で熱中症 運動量と活動場所を関連づけ評価
3歳児が気温38度で歩道を散歩すると、30分で熱中症に―。こうしたシミュレーション結果を名古屋工業大と東北大などの研究チームが29日までにまとめた。
38度、幼児は30分で熱中症 運動量と活動場所を関連づけ評価
運動量と活動場所を関連づけ、熱中症のリスクを評価する仕組みはこれまでなかった。名工大の平田晃正教授(医用工学)は予防のため「直感や経験によらず、具体的な指標を示さないといけない」と話している。
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シミュレーションは、東北大のスーパーコンピューターを利用。プログラムに温度や湿度、活動場所などの条件を入力し、体温や発汗量を算出した。熱中症の目安は1度の体温上昇で、さらに体重の2%の発汗量で初期の脱水症状とされる。
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