<熊本地震> 「子どもの問題行動、健康の証し」 熊本地震、心のケアフォーラム
熊本地震で被災した子どもの心のケアを考える「子ども支援フォーラムin熊本」が28日、熊本市で開かれた。熊本県内の学校心理士ら約50人が参加。阪神大震災や東日本大震災で心のケアに携わった専門家の話に耳を傾けた。
熊本地震の被災地支援をする国際NGO(非政府組織)「プラン・ジャパン」(東京)が主催。同NGOで東日本大震災支援対策室長を務めた膳三絵さんは、子どもにデマなど不正確な情報が伝わるのを防ぎ、過保護にならず役割を与えることの重要性を訴えた。
兵庫県臨床心理士会の中谷恭子理事は「あれだけの恐怖を体験し、子どもが問題行動に出るのはむしろ健康」と指摘。阪神大震災の経験から「心配なのは不安を抱え込む『良い子』。ずっと後になって症状が出ることもある」と述べた。
日本学校心理士会熊本支部の緒方宏明支部長は、被災地の小中学校での活動を紹介し「今後は保護者向けに相談会を開きたい」と話した。
プラン・ジャパンのボランティア・寄付で途上国の子どもに支援を。
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Schoowell(スクウェル)事務局 一同