おたふくかぜ5年ぶり流行、注意呼びかけ
おたふくかぜの患者が増加しています。
おたふくかぜはムンプスウイルスに感染することが原因で、耳の下の腫れや発熱などの症状が出ます。
国立感染症研究所によりますと、今月19日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者は1医療機関あたり1.06人で、2011年以来、5年ぶりに流行しています。
今後、夏にかけて患者の多い状態が続くことが予想されるとして、国立感染症研究所は注意を呼びかけています。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) – 学校で予防すべき感染症シリーズ
流行性耳下腺炎は、耳下腺などの唾液腺が急に腫れてくることを特徴とする疾患で、「おたふくかぜ」ともいわれます。おたふくかぜは、無菌性髄膜炎*を併発したり、永続的な難聴の原因にもなるので、注意が必要です。成人では、精巣炎や卵巣炎などの合併症を併発することがあります。春から夏にかけて幼児から学童に多くみられ、保育所、幼稚園、小学校での流行が多くなります。
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