<佐賀県> ミドリムシの可能性熱弁 栄養豊富、飢餓解決も期待
豊富な栄養素を持つことで注目が集まるミドリムシについて学ぶ授業が24日、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスであった。佐賀市と共同で、ミドリムシの研究を行う民間企業ユーグレナ(本社東京)研究開発部の鈴木秀幸主任研究員が講師を務め、世界的な飢餓問題の解決などミドリムシが秘める可能性について熱弁を振るった。
同社は、難しいとされてきたミドリムシの大量培養に成功し、ミドリムシを使った健康食品や化粧品を販売している。2014年には佐賀市と共同研究契約を結び、下水処理場から出た二酸化炭素などを使った培養に取り組んでいる。
ミドリムシは59種の栄養素を含んでおり、摂取すれば90%以上が吸収されるなど注目が集まっている。鈴木さんは「世界の栄養飢餓を救うかもしれない」とその可能性について話した。また、ノリの生産が盛んなことにも触れ、「ノリもミドリムシと同じ藻。積極的に藻を食べる“藻活”を、佐賀から発信できたら」と話した。授業を聞いた秋山翔太郎さん(30)は「会社名は知っていたが、具体的な話は知らなかった。佐賀に根付いた会社になってほしい」と話した。
授業は、佐賀市と佐賀大学が提携して実施する環境教育事業「佐賀環境フォーラム」の一環。同大学の学生や一般の聴講者ら約80人が参加した。
佐賀環境フォーラム オフィシャルサイト – 国立大学法人佐賀大学
[adrotate group=”7″]
[adrotate group=”8″]
Schoowell(スクウェル)に無料会員登録しませんか?
Schoowellでは、健康に関するテーマを毎回設け、テーマに関する重要事項の解説、最新情報などイラストを使用し、わかりやすく解説しています。
Schoowellの登録会員様には、A4サイズのPDFでダウンロードすることもでき掲示板への掲載や生徒へ配布等ご使用できます。 |
Schoowell(スクウェル)事務局 一同