感染性胃腸炎 流行中 5割はノロ、今季は「G2.2」型
出典:毎日新聞 – 感染性胃腸炎 流行中 5割はノロ、今季は「G2.2」型
- 国立感染症研究所によると、今季も流行している下痢や嘔吐(おうと)を引き起こす感染性胃腸炎の3~5割はノロウイルスが原因と。
- 今季は乳幼児が免疫を持つ可能性の低い、数年前にはやった型のノロウイルスの検出が多数報告されており、注意が必要。
- 全国約3000の小児科からの患者報告数は、今月4日までの1週間で5万4876人で、過去10年間の同時期と比べて多い。
- ノロウイルスは遺伝子型が約30種類あるが、中でも今季は「G2.2」という種類が小児を中心に検出。
- 感染研感染症疫学センターの木村博一第6室長は「G2.2の流行のなかった最近生まれた子どもは免疫がないと思われ、感染が広がりやすい恐れがある」と指摘。
- ノロウイルスは感染力が強い。感染者の便や嘔吐物に大量に含まれ、主に人の手や食品を介して広がる。
- 木村室長は「感染すると、症状がなくなってからも排せつ物にはウイルスは含まれ、長い場合は1カ月に及ぶこともある。知らないうちに感染源になる恐れもあり、特にトイレの後は手洗いを徹底してほしい」と呼びかけ。
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