熱中症対策の水分補給、「水分だけ」より効率的な方法は?
出典:ウエザーニュース – 熱中症対策の水分補給、「水分だけ」より効率的な方法は?
雨の季節に差し掛かり、だんだんと暑い日や湿度の高い日が増えてきています。日毎の気温変化もあるこの時期は、真夏の暑さじゃなくても熱中症が心配です。
「熱中症対策にこまめな水分補給」という言葉をよく耳にしますが、実は「水分」だけを摂取しても脱水状態を解消することはできないのです。
- 私たちの体には、たくさんの水分が含まれています。生命を維持するためには、この水分を一定に保つことが必要に。
- 暑さによる発汗などで水分がある一定量よりも減少すると、脱水症状となり熱中症や熱射病へと繋がる恐れがある。
- 汗には塩分(ナトリウム)が含まれており、大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まります。
- 大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲もうとする気持ちがなくなります。
- 同時に余分な水分を尿として体の外に排出。この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となります。
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