<長崎県>腸管出血性大腸菌感染症(o157・o126)の発生が多くなっていますのでご注意を!
腸管出血性大腸菌感染症(o157)は夏季に発生が多い疾患です。長崎県内各地で発生が見られ、壱岐保健所管内(壱岐市)や県南保健所管内(島原市・雲仙市・南島原市)管内では、保育所等で集団感染も見られています。県央保健所管内(諫早市・大村市・東彼杵郡3町)でも、今年に入り、集団感染はありませんが、3件(O26:1件、O157:2件)の患者発生があります。
腸管出血性大腸菌は感染力が強く少量の菌でも感染します。また、乳幼児や高齢者は重症になりやすく、溶血性尿毒症症候群になると命に関わることもあります。
生肉や生野菜など菌がついた食べ物を食べたり、感染している人が触って菌がついている場所(トイレのレバーやドアノブなど)を触ることで感染します。感染しないためには、手洗いをしっかり行うことと食品はよく加熱して食べることが大切です。
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潜伏期間(感染して発病するまで)は2日から7日で、症状は腹痛、下痢(水のような下痢、血が混ざった下痢)、嘔気・嘔吐、発熱です。もし、これらの症状があったら、早めに医療機関を受診してください。
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