<三重県>体育祭の練習で熱中症、中学生14人搬送
7日午前10時頃、三重県玉城町田丸の町立玉城中学校のグラウンドで、体育祭の練習をしていた複数の生徒が熱中症の症状を訴えていると119番があった。
伊勢市消防本部などによると、症状を訴えた男女17人のうち1~3年生14人(12~14歳)が同市内の病院に運ばれて熱中症と診断され、1年生の男女2人はけいれんを起こすなどして入院した。
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町教育委員会によると、この日午前8時45分頃から全校生徒約500人が参加し、開会式やラジオ体操の練習をしていた。約30分後から生徒数人が倒れ、ほかの生徒も「気分が悪い」と訴えるなどした。練習は中止となり、10日に予定していた体育祭は延期する。
津地方気象台によると、この日は台風の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、同町付近の午前10時の気温は28度と平年より1度程度高かった。町教委は「急激な気温の上昇や高い湿度が、多くの生徒の熱中症につながった一因ではないか」としている。
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