スクウェルがお薦めする「ウィルス不活化装置」V-VALIAのご紹介

この度、スクウェル事務局(株式会社インターテクスト)は、イオンクラスター技術によってウィルスを不活化、また浮遊カビ菌、ホルムアルデヒド、PM2.5の除去に有効で、空気を清潔に保つことに貢献する「ウィルス不活化装置」V-VALIAの販売を開始いたしました。

 これまでスクウェル事務局では、学校における子どものウェルネスを追求し、手洗い推奨をはじめ、感染症についての啓発情報の発信に努めてまいりました。その信頼基盤の上に、科学的なエビデンスを備えた優れた商品を、学校をはじめとしてそれらを必要とする施設にご提供したく存じます。

 新型コロナウィルスによる不安は、多くの学校、団体、企業や個人を苦しめています。スクウェル事務局ではこれらの方々の不安を少しでも取り除き、健康で安心な生活を送れるように、引き続き尽力してまいります。

 こんな方々のために



会話が心の栄養に – 編集委員 辻 恵介

会話は心の栄養
 「生活保護費以下の収入で暮らす子育て世帯の割合が13・8%となり、1992年から20年間で倍増」という調査結果が公表されたのは3月1日のこと(同2日付12面既報)。山形大の戸室健作准教授が公表したもので、39都道府県で「子どもの貧困率」が10%以上となり、西日本と東北から北の地域で比較的高い傾向がみられるという。

Screenshot

奈良新聞

会話が心の栄養に – 編集委員 辻 恵介

 就業しても最低生活費以下の収入しか得ていない、いわゆる「ワーキングプア世帯」の割合が高い地域は、貧困世帯の割合も高いと戸室准教授は分析している。格差社会の拡大が言われて久しいが、その厳しい現実の一部を象徴した数字となっている。
 都道府県別のデータが出たのは今回が初めてで、近畿では大阪21・8%、和歌山17・5%、京都17・2%、兵庫15・4%、奈良11・7%、滋賀8・6%の順だった。
子ども食堂のイラスト
”A4サイズのイラスト(ログインしてください。)”

 そんな社会情勢の中、民間主導の取り組みとして「子ども食堂」の運動が全国的に拡大している。貧困状態に置かれている子どもの増加を背景に、「子どもたちに無料、または安価で食事を提供する」というものだ。
 首都圏を中心に始まった取り組みだが、県内でも斑鳩町、生駒市などで住民らが開設。運営のための寄付や食材提供など側面から支える動きも活発化し、地域で子どもを育てる取り組みの輪が広がっている。

 場所は一般の民家、お寺や神社、公民館、児童館などさまざま。子どもにとっては、定期的に栄養のある食事を提供してもらったり、自分たちでも一緒に料理を作ったりすること、また一人(孤食)ではなく大勢の中で、会話をしながら食事をすることは新鮮な体験となるに違いない。楽しい雰囲気を味わいながら食べることで、心の栄養にもなる場ということになるだろう。

 公益の情報紹介団体「奈良こども食堂ネットワーク」のホームぺージには、斑鳩町、生駒市、天理市、上牧町、大和高田市、橿原市の6組織の活動状況が紹介されていて、後に続く人たちには大いに参考になる。
 今後も各地で開設されるだろうが、継続させていくためには、行政、各種団体などを含めた活動資金援助や食材の提供が欠かせない。もちろん、安全面や衛生面への配慮も必要だ。
 地域で子どもを支えようという思いが広がり、「気軽に立ち寄れる居場所」づくりが前に進んでいくことに期待する。何より、子どもたちの笑顔が増えて、元気に育っていってほしい。
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