<栃木県>健康増進へ市貝町、女子栄養大とタッグ 脳卒中減少や食育で取り組み
【市貝】町と女子栄養大(埼玉県坂戸市)は6日、町役場で健康増進に関する包括連携協定を締結した。資源の相互利用や人的交流を通して地域社会の発展や人材育成が狙い。同大と自治体との連携は本県では初めて。全国で21例目。
町の管理栄養士が同大卒であることから、町は食事・栄養について専門的な知見をもつ同大の人的・知的資源を、健康づくりや産業振興に生かしたいと協力を依頼。同大が快諾した。
締結式では、香川明夫(かがわあきお)学長と入野正明(いりのまさあき)町長が協定書に署名した。
協定は当面3年間で、主な協力事項として「加齢と食生活」「発達と栄養」「食品開発」を設定。具体的な取り組みとして(1)脳卒中罹患(りかん)率減少のための講演会や健康教室(2)道の駅の農産物を活用した食品・メニュー開発(3)食育に関する提言や給食献立のアドバイス(4)食を通じた健康寿命延伸についての講演や介護予防教室(5)食生活改善推進員の育成-などを想定している。
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