<埼玉県> 熱中症か、選手5人搬送 県高校総体バド、競技中に窓開けられず
県高体連バドミントン専門部によると、バドミントンの県高校学校総体が行われた上尾市のスポーツ総合センターで20日、男女5人の選手が脚がつるなどの症状を訴え、うち1人が救急車で搬送されて、さいたま市内の病院で点滴などを受けた。同専門部によると「熱中症のような症状」という。5人は快方に向かっている。
同センターには冷房などの空調設備はなく、競技の性質上、競技中に窓や扉を開けることはできない。そのため試合の間ごとに換気を行い、体育館内の温度を下げ、休養時間を設けるなど対策を講じていた。この日は4日間続いた大会の最終日で選手の疲労の蓄積もあり、試合後には脚のけいれんを訴える選手もいた。
同専門部委員長の矢島貴夫教諭は「水分補給などをより徹底させ、選手の体調管理に気を付けていきたい」と話した。
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