<滋賀県>子供たちを食でサポート 栄養士ら100人
スポーツで世界を目指す子供たちを「食」でサポートする方法を学ぶ「未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー」がこのほど、大津市のホテルで開かれた。日本栄養士会が2020年東京五輪・パラリンピックの支援事業として全国で展開するセミナーの一環で、近畿を中心に栄養士や学校スポーツの指導者ら約100人が参加した。
日本栄養士会と日本体育協会が共同認定する「公認スポーツ栄養士」らが講師になり、▽食の基礎知識▽アスリートの食事▽熱中症予防−−などのテーマで講義が続いた。昼食時には、調理の工夫についてデモンストレーションをした後、成長期の運動選手向けに栄養バランスを整えた弁当を参加者が試食した。
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「試合前・中・後の食事」について講義した立命館大スポーツ健康科学部の海老久美子教授は「大事なのは普段の食習慣」と繰り返し説明。「大金星を挙げた後、浮かれているチームはだいたい次で負ける。試合後の早い時間帯にエネルギーを補給し、次に備えて回復を促す必要がある」などとアドバイスを送った。【濱弘明】
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