<埼玉県>嬬恋のキャベツを大学生に無料配布 女子栄養大で特産品PR
女子栄養大学坂戸キャンパス(坂戸市)で七日、群馬県嬬恋村特産のキャベツ六百個が学生らに無料で配布された。
同大と嬬恋村は二〇一三年に相互連携協定を締結。塩分の取り過ぎが課題となっていた農家の食生活改善のため、大学側がバランスの取れた食事メニューを考案して村が広報誌に掲載したり、同大の講師が食と健康に関して講演したりするなど交流を続けている。
同村はキャベツ生産量日本一を誇る。村役場の下谷彰一総合政策課長は「農繁期には家に帰って食事をするひまがなく、ほとんどの農家が配達される弁当で昼食を済ませている。食は健康づくりの基本なので、大学との連携は助かっている」と話す。
この日は村から駆け付けたボランティアの女性たち約三十人が、袋に入れた新鮮なキャベツを学生たちに配り、特産品PRにひと役買っていた。 (中里宏)
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