ポケモンGO 初の週末でプレーに熱中
世界中で人気のスマートフォンを使ったゲームアプリ「ポケモンGO」の配信が始まってから初めての週末を迎え、プレーに熱中する人たちが繁華街などに集まっています。
このうち、JR原宿駅の周辺では、大学生や高校生などが22日に配信が始まったばかりの「ポケモンGO」をグループで楽しんでいました。このアプリは、スマートフォンのカメラとGPS機能を使って、実際の風景の中に現れたキャラクターを捕まえるもので、プレーヤーたちは、獲得したキャラクターを見せ合うなどゲームに熱中している様子でした。
埼玉県から来た男子大学生は、「きのうダウンロードして原宿に来る電車の中でもずっとやっていました。目の前にキャラクターがいるようで楽しいです。きょうはいろいろな場所に行って見つけたい」と話していました。
また、千葉県の女子高校生は、「地域によってその場にいるキャラクターが違うところが楽しいです。ただ、人が多いところではぶつかったりして危ないので気をつけたい」と話していました。
東京・三鷹市の女子大学生は、「新しいキャラクターを見つけていくところがおもしろいです。スマートフォンの電池が減るのが気になりますが、買い物の合間にやりたい」と話していました。
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横浜 山下公園でも
横浜市の観光スポット、山下公園でもゲームを楽しむ人たちの姿が見られました。
このうち、埼玉県戸田市から訪れたという31歳の会社員の男性は「家の近所では取れないポケモンを手に入れることができたので、ここまで来たかいがありました。ゲームをすることでいろいろな場所に出かけるきっかけになります」と話していました。
また、犬の散歩をしながらゲームを楽しんでいたイギリス人の15歳の女子高生は「道路では危ないのでスマートフォンをしまって、事故に遭わないように気をつけています」と話していました。
世界遺産 富岡製糸場では注意喚起
群馬県富岡市にある世界遺産、「富岡製糸場」では、夏休み中に訪れた観光客が歩きながら「ポケモンGO」に熱中して、立ち入り禁止区域に入らないよう注意を呼びかける看板が、23日、入り口付近に設置されました。
ここでは、観光客向けにスマートフォンでガイドを聞くことができるサービスを行っているため、スマートフォンそのものを使用禁止にはできず、事故やけがに注意するよう呼びかけています。会場内では、「ポケモンGO」で遊びながら歩き回る小学生もいて、キャラクターを見つけると捕まえていました。
小学生の父親は「子どもには、けがなどしないよう注意しています」と話していました。
富岡市富岡製糸場戦略課の稲塚広美課長は「入場者には、注意を守ってもらい、安全に製糸場を見学してほしいです」と話していました。
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